『アトピー・皮膚への効用』

 穿心蓮は皮膚粘膜に関してもその効果が現れるようです。たとえば、腫れ物がまっ赤に腫れて痛みがある場合や、それが化膿してしまってからの段階でもいくらかの効用が期待できるようです。
 上記のような場合には、穿心蓮の粉末を油で軟膏にしたものを患部に塗布することで効果が出ると伝えられています。

 神経性皮膚炎や湿疹の治療にたいする効果についての報告では、穿心蓮の錠剤を1目3~4回、1回3~4錠内服させ7日間を1クールとして、症状に応じて2~3クールで投与した場合に神経性皮膚炎7例、限局性9例、亜急性および慢性の湿疹8例を6~8ヶ月治療観察した結果において、全治4例、著効15例、好転5例との報告。また、国内にて薬害による皮膚炎および湿疹に対しても、かなり良い結果報告を聞いています。最近のアトピー性皮膚炎については、現在調査中で報告待ちです。
 また、化膿性皮膚感染では、穿心蓮の葉を研って粉末にし、水溶液を作成し、ガ一ゼに浸して創面に当てる。化膿性中耳炎には点耳剤を製し、耳に直接与薬すると同時に穿心蓮の錠剤を内服する方法の紹介がありました。

 絨毛性腫瘍(胞状奇胎。絨毛膜上皮癌)の治療では穿心蓮の静脈点滴注射と手術により、絨毛性腫瘍が、肺や膣に広く転移結節がすでにできている患者7人を治療したところ、治癒5人、好転1人、死亡1人との報告があります。ここで治癒した患者は退院後肉体労働に参加し、定期的に往診して観察したが、再発はみられないとあります。
 この臨床結果から、穿心蓮は絨毛性腫蕩の子宮にある原発性病巣を取り除き、肺や膣に転移した病巣を吸収するのに比較的明らかな効果を示すことが証明されたといえます。通常1日30ml前後の点滴で効果があらわれ、1日80ml前後投与すると血液中の好酸球を増加させるとのことです。悪寒や発熱のあるものには、静脈点瀦を行うときにプロメタジンをあわせて与薬したところ、これらの症状は軽減するか、あるいは完全に消えたとあります。(中薬大辞典より)

-美容効果が期待できるかもしれません-


 穿心蓮を取り始めた人の多くが述べている事の中に肌への効用があります。特に女性たちが口をそろえていうのは1週間~2週間すると、肌がすべすべ、つるつるするとほとんどの人が述べている点です。(もちろん男性の方も)。そして化粧ののりが非常に良いと述べる人が多いのも事実です。

 また、多くの人が便通がよくなったと報告していますし、中年以降の方に多い首周りの小さないぼがみるみるうちに減少するようとの報告もありました。これらについては、医学的な研究報告はまだありませんが、体の健康が増進した結果と判断できると思われます。

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